本プロジェクトでは担当教員である福岡伸一教授の『生物と無生物のあいだ』をはじめとする書籍や新聞連載記事、雑誌コラムなどの各メディアの英語翻訳や実際の制作プロセスの体験・共有などを通して、メディア文化・出版文化の現場を知り、それぞれがこれからの時代をどう生き抜いていくかを考えます。またAI時代の到来に際して、どのようなコミュニケーションやツールが必要になってくるかなど、時代に即したメディアの形を模索します。
活動は主にオンラインでの個人学習が中心で、不定期で先生の研究や考えを聞く機会が設けられます。福岡先生の生物学に基づいた物質的なようでいて様々な事象に通じる広義な考え方や視点で織りなされる学習は、他の総文の授業や学習とはまた一味違う新鮮な切り口で展開され、私達が日々無意識に接しているメディアが非常に“生物的”な創作活動であることをありありと示し新しい形を考えさせてくれます。